抱き癖-抱っこすると赤ちゃんが泣き止む仕組み-
赤ちゃんを寝かしつけようと、抱っこして歩き回っていると
ウトウトしているので座って寝かせようとしたら泣いて起きてしまった…
私はよくそういう経験をしました。
その「抱っこで歩くと泣き止む」ことにはメカニズムがあったのです。
科学的に証明されたベビーのメカニズム
理研(理化学研究所)の脳科学研究センターによると、
ママが赤ちゃんを抱っこして歩くと赤ちゃんが次第にウトウトして泣き止む現象は
「輸送反応」によるものだと証明されました。
ママが抱っこで歩いている時は、座っている時に比べて
泣く量が平均の10分の1に、運動量は5分の1に減ることがわかりました。
また、ママが抱っこして歩き始めると、
赤ちゃんの心拍数が3秒で下がることも明らかに。
どういうことかというと、「赤ちゃんがリラックス状態になる」ということが
証明されたのです!
本研究成果は、米国の科学雑誌『Current Biology』(5月6日号)に掲載されるに先立ち、オンライン版(4月18日付け:日本時間4月19日)に掲載されます。
参考出展:http://www.riken.jp/pr/press/2013/20130419_2/
抱き癖…悪いこと?
私の母世代が子育てをしているころは、
抱き癖がつくから泣いても抱っこしない方がいいと言われていましたが、
最近は、私が出産した時もそうでしたが、産婦人科で「泣いたらどんどん抱っこして」と指導されます。
抱っこをしてあげると、幸せホルモン、愛情ホルモン、恋愛ホルモンなどと呼ばれる
「オキシトシン」という安心感や信頼感を得られるホルモンが分泌され、
赤ちゃんはパパママに愛されていると実感することができるのです。
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なぜ抱き癖が悪いと考えられてきた?
そもそも抱き癖がなぜ悪いと考えられてきたかと言うと、
抱っこするママの負担が大きくなるという事もあったのでしゃないでしょうか。
赤ちゃんが泣いていてもある程度放置しておいていいという考えは
過去に確かに子育て世代の間で浸透していましたが、
放置する事による「サイレントベビー」という症状も注目され、抱っこしないことで悪影響があることもわかってきました。
すぐに抱っこできないときもあると思いますが、
その時は放っておくのではなく、
「ちょっと待っててね~」「お洗濯干したら抱っこしようね~」など
声かけしてあげてください。
ママがちゃんと構ってくれているという事実が大切です。
抱っこが大変になってきたら、抱っこ紐を活用しましょう!
赤ちゃんが重くなってきても肩や腰のパッドが厚めになっていて楽に抱っこできる抱っこ紐が
たくさん流通しています◎
便利なものはぜひ賢く活用して、愛情ある抱っこで赤ちゃんの泣き声に
応えてあげましょう。
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大事なのは愛情のある受け答え
抱っこしなきゃ!!
とママも焦ってしまいがちですが、
体調が悪かったり、家事で火を使っていてすぐに手放せなかったり…
一緒にお仕事をさせていただいているワーキングマザーさんは、
「抱っこ紐を使っての抱っこに楽しようとしている気がして抵抗があった。」
と乳児期の子育てを振り返ってお話されていたこともありました。
赤ちゃんの泣き声って、慣れないうちは追い詰められてしまいますよね。
私も何度も娘が幼い時一緒に泣きました。笑
大事なのは「抱っこ」という行為よりは、「泣き声に応えてあげること」だと思います。
待たせておく間や、身体がきつくなってきて一旦抱っこから下ろす時、
「今から行くね~」「ちょっとママも休憩させてね~」と必ず泣き声に返事してあげてください^^
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Text by O-BABY.net事業部/深海