ベビー服は赤ちゃんファーストで!ママの心得

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赤ちゃんに優しいベビー服

愛おしくかけがえのない存在の赤ちゃんのために素材から厳選し、作りも工夫された肌着と重ね着するウェア、ベビー服。
サイズでいえば50センチから95センチくらいで、おむつ交換がしやすいように配慮された衣類です。
サイズは身長と同じで、身長50センチなら50サイズ、身長60センチなら60サイズというサイズ表記になっています。
肌着とウェアのうち特に肌着は常に赤ちゃんの肌に触れますので、赤ちゃんに合う肌着を使うために特徴や種類を知っておくことが肝心です。

産まれたばかりの赤ちゃんは、体温調節がうまくできません。
産まれてから2歳くらいまでにかけて徐々に体温調節ができるようになってくるのです。
そのため、赤ちゃんの肌着は体温調節の役割と、汗を吸い取る大切な役割があります。
赤ちゃんの肌は柔らかく、とてもデリケートですので素材は綿100パーセントが基本です。
同じ綿でも厚手のものから薄手のものまで、パイル、スムース、フライス、天竺、ガーゼと種類があり、フライス素材の肌着が通年使える定番品になっています。

肌着には短肌着、長肌着、コンビ肌着、つなぎ型肌着があります。
つなぎ型の肌着は、ボディスーツ、カバーオール、ロンパース、クロスショルダーなど、さまざまな形に分かれています。
赤ちゃんの体調や成長過程、気候により組み合わせても使われます。
赤ちゃんの肌着の大きな特徴は、タグや縫い目が外にあることです。
赤ちゃんの不快感を少しでも減らしたい、赤ちゃんの肌を守りたい、そんな優しい思いにあふれているのです。
赤ちゃんに肌着を着せる際は、裏表の確認が重要です。

 

成長に合わせたベビー服の種類

赤ちゃんは成長過程により、誕生から2ヶ月の「ねんね期」、3ヶ月から5ヶ月の「首座り、寝返り期」、
6ヶ月から11ヶ月の「おすわり、ハイハイ期」、1歳からの「たっち、あんよ期」に分けられます。
ベビー服は、赤ちゃんの成長にあわせて選びます。

誕生から2ヶ月のねんね期は、まだ赤ちゃんの首が座っていない時期です。
ベビー服は、主に短肌着と長肌着が使われます。短肌着は赤ちゃんの肌着の基本です。
着物のように前で重ねて紐で留めます。短肌着は腰丈の肌着で、おむつ交換がスムーズにできるように作られています。
長肌着は短肌着と同じ前合わせ紐留めの肌着ですが、丈が赤ちゃんの足まで隠れる長い肌着です。
長肌着は気温が低い時やねまきとして使われています。
また、短肌着の2枚重ねや短肌着と長肌着の重ね着など、赤ちゃんの状態にあわせて着せてあげましょう。

3ヶ月から5ヶ月の首座り、寝返り期は、赤ちゃんが手足をよく動かす時期です。
この時期に適しているベビー服がコンビ肌着です。
コンビ肌着は長肌着と似ていますが、裾が左右に分かれているので、足をズボンのように包み留めることができます。
裾を留めると動いてもはだけないという利点があります。

6ヶ月から11ヶ月のおすわり、ハイハイ期は、赤ちゃんが自分で動き回り運動量が増えます。
ハイハイには、おなかをつけて手や肘で動こうとするずりばい、膝と手で移動するひざばい、おしりを高く上げ両手両足四つ足で動く高ばいがあります。
ロンパースなどつなぎ型の身体にフィットするベビー服が、動きやすく赤ちゃんに向いています。
うつ伏せ状態になる時間が長いので、胸やおなかにボタンなどがないデザインの肌着を選んであげましょう。

1歳からのたっち、あんよ期は、赤ちゃんから幼児期に入ります。
歩き始めた赤ちゃんは、格段に行動範囲が広がります。
つなぎ型肌着に加え、シャツとズボンに分かれたセパレートタイプの服が、汚れた際の着替えが片方ですむなど便利です。
月齢に合わせたベビー服はあくまで目安です。
赤ちゃんの成長は個人差がありますので、各々の赤ちゃんにあった肌着を選びしましょう。

 

赤ちゃんの着替えとベビー服の洗濯

抱っこした赤ちゃんは温かく命のぬくもりを実感できるものですが、実際に誕生したばかりの赤ちゃんの体温は高めになっています。
また、小さくても大人とほぼ同じ量の汗をかくので、着ている肌着は汗で濡れてしまいます。
汗で濡れた状態でいると、赤ちゃんの身体が冷えてしまいます。
ベビー服が汗で濡れていないか気をつけ、濡れていたらすぐに着替えをさせてあげましょう。

購入したばかりの新品のベビー服は、水で一度洗ってから使うようにします。
これを水通しといいますが、新品の肌着をやわらかくするとともに水溶性のホルムアルデヒドを除去する効果があります。
また、新品のタオルより一度洗ったタオルの方が吸水性に秀でているように、赤ちゃんの肌着も汗を吸水しやすくなるので、水通しを行うようにしましょう。

汚れたベビー服の洗濯は、できれば1歳くらいまで、少なくとも誕生から3ヶ月くらいまでの期間は大人の洗濯物と分けて洗う必要があります。
その際は赤ちゃん用の洗剤を使うことが望ましいのですが、無添加の刺激の少ない洗剤で洗い、しっかりすすぎをしましょう。
どうしても大人の洗濯物と一緒に洗わなければならない場合も、洗剤には気を配って下さい。

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赤ちゃんは言葉を話せません。
どうすることが赤ちゃんにとって良いことだろう、どうしたら健やかに育ってくれるだろう、このような赤ちゃんファーストで考えられた優しい思いがベビー服を形作っています。
次はママの優しい思いで、赤ちゃんにベビー服を着せてあげて下さい。

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Text by O-BABY.net事業部/深海

O-BABY.net事業部 深海

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